マッキンゼーの教育係から聞いた、新人コンサルタントや新入社員が会議でバリューを出す3つの方法

新卒入社の方々、転職したばかりの新入社員の方々は、参加した会議でどうやって発言すればいいんだろうという悶々とした気持ちになることはないでしょうか?
特に戦略コンサルタントなどでは、会議で発言しなかったら「あなたのバリューはゼロ」という烙印を押されるといいます。

かく言う私も、外資コンサルティング会社に入社しちょうど1か月がたち、まさに上記の悩みをもっていたので、マッキンゼーで教育係を担当していた先輩に相談をしてみました。

そうすると、「99%の新米コンサルが同じ相談をしてくる」とのことでした。マッキンゼーに入るキレキレの頭脳をもってしても難しさがあるようです。

結果的に、この方から「新人コンサルタントが会議でバリューを出すための方法」を聞き出すことに成功したので、学んだことの整理を兼ねて、こちらでもシェアしたいと思います。

先に断っておくと、この手の記事はいろんなところに転がってそうですが、実際のところ「会議でバリューを出す」ということにフォーカスした記事はほとんどありませんでした。「議事録を買って出る」など心意気系の記事が目立ちます。
この先輩からも、MECE(漏れなくダブりなく)で説明できないという前置きをもらっていたので、これから私が書く内容もMECEではなく、あくまで過去の経験からまとめたものということをお見知り置きください。

方法論の前に重要な前提があります。
それは「コンテンツ(会議の主題)の議論では価値を出せない」ということです。なんとなく分かってはいたものの、マッキンゼー教育係の方にこのように言い切られると気持ちが楽になりますよね。

というわけで、いいアイデアを出そうなどと肩肘張るのはやめましょう。

それでは、具体的な方法論に入っていきます。

**①Question **

まずはQuestion (質問)ですが、大きく3つの具体的なQuestion を使うべきだそうです。

・矛盾点の指摘
「私の理解が追い付いていないかもしれないのですが、ちょっと先ほどお話されていたことと矛盾している気がするのですが、それどういう風な背景があってそういわれているのですか」という感じで切り込んでいくといいそうです。そうすると、本当に矛盾しているのかもしれないし、矛盾はしていないが背景や隠れたGood Pointがあるかもしれない。
Good Pointを引き出せば、新人でも会議で価値を発揮できたと自信を持っていいそうです。

・意味の確認
「自分分かりにくかったので、もう少し分かりやすく教えてくれないですか」、「具体例を教えてもらえますか?」
このような意味確認の質問をすると、実は分かっていなかった人も救われるので、新入りに期待されることです。

・優先順位の確認
「今の議論の中で、A・B・Cという重要なことが出てきましたが、何が最も大事なのでしょうか、何から手をつけていくといいのでしょうか?」

②Change

論点をずらす、増やすことは新人でも可能です。具体的な事例を見ていきましょう。

5W1H
「日本だとそうですが、グローバルのナレッジを使うとだとどのようになりますかね?」
上記は、5W1Hの中でもWhereを活用した観点替えです。5W1Hはやはり基本中の基本なので、5W1Hを用いた論点替え、論点変更は新人でも可能です。

・目線を変える
「今は企業側の論理だけで話をしていますが、お客さんの目線になるとどうでしょうか?」
ちょっとずらすというか、論点を増やすことができます。

③Facilitation

ここからは若干難易度が上がります。

・議論の交通整理
「もともとAというイシューをしてきましたが、Bになっちゃいましたが、それでいいんでしたっけ?」「Bのイシューを話すなら、Cも話しておかないといけないですよね」
これは、自分の中でイシューツリーができていないとできない技なので、少し難易度

以上、新人が会議でバリューを出す方法でした。