まず隗より始めよ

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Google で検索すると、

《中国の戦国時代、郭隗(かくかい)が燕(えん)の昭王に賢者の求め方を問われて、賢者を招きたければ、まず凡庸な私を重く用いよ、そうすれば自分よりすぐれた人物が自然に集まってくる、と答えたという「戦国策」燕策の故事から》大事業をするには、まず身近なことから始めよ。 また、物事は言い出した者から始めよということ。

とのこと。

中国のことわざ「まず隗より始めよ」ですが、漫画キングダムを読んでいる中でそういうシーンがありました。
キングダムは最近映画化もされた人気漫画です。

でも、上で引用した意味とは少し違っていて、漫画の中では郭隗(かくかい)はかなりのキレ者という描かれ方をしています。

「凡庸な」というのはあくまで郭隗(かくかい)が自己を蔑む謙遜の意味合いだけで、本当のところは漫画で描かれている通り実力者であったと考える方が筋がいい気がします。

というのも、本当に凡庸な人を厚遇してしまうと、家臣たちの不満につながり、国から離反してしまうので、逆効果になってしまうからです。
年功序列の旧来型の会社を想像してもらえると分かりやすいのではないでしょうか。

このことわざが今の時代にも語り継がれてることから考えると、この解釈はかなり本質を捉えているのではと考えています。

そう考えると、上の引用はかなり的外れな解釈になって世に広がってしまっているなと思いました。
辞書の意味は過去の一般の解釈の積み上げでしかないのですね。

ただ、本質の方で解釈すると、かなり今の時代にも生きる含蓄のあることわざだなと思いました。

実力のあるものを引き入れ、正しく評価待遇することで強い組織が作れ、これが評判を呼びより良い人が集まる、というかなり現代の組織の本質を捉えていると思います。

ソフトバンクGoogle、アマゾンなど現代の強い会社は、大金を叩いて外部から実力者を集め、さらに彼らを適切に評価して、組織を拡大しているように思います。